ピカ子の話 – 第2回

7月9日
わたしはピカ子。東京葛飾区で生まれた。
野良だったのか飼い主に捨てられたのかは忘れてしまった。
ご近所さんのところでごはんを食べていたらとつぜんつかまえられて
シェルターというところで生活することになった。
その頃の話はいつかしようと思う。まあ覚えていたらだけどね。

わたしはそのシェルターからインターンとしてこのスタジオにやってきた。
新しい家に行くための勉強なんだと聞いた。
先輩ネコスタッフにあれこれと教わりながら新しい仕事に挑戦している。
はじめは帰りたくて、夜になると窓のところで小さな声で泣いていたけど
(わたしはもともと大きい声がでないんです)
今では仕事が楽しくなってきた。

まずは本棚の管理。
これは上に乗って本の出し入れを見張ったり、棚に手をつっこんで本を並べ直す仕事。
きちんと並べるよりも少し崩すのがいい味だしていると思ってる。
デザイン本やアート本があるけどネコのわたしには興味がわかない。
そういえばこっそり奥の方に夏目漱石の「吾輩は猫である」があった。

ピカ子と本棚2

ピカ子と本棚4

それから今週はネコシュレッダーもやってみた。
アマゾンとかで届いたダンボール箱をゴミに出す前に細かく裁断する仕事だ。
「仕事が雑、音がうるさい、もっと静かにできないの?」
と先輩のハナさんからはさんざんの言われようだった。

ここだけの話だけど、シュレッダーはハナさんの得意とする仕事でかなりの上級者らしい。
だからわたしに仕事をとられてハナさんは機嫌が悪い。
これが先輩ネコスタッフのハナさんだ。

ハナおこ1

ね、おこってるよね?おこってるよ。。(写真拡大推奨)
ハナさんはかなり怖くて、スリスリしようと近くにいくとシャーって怒られることがある。
わたしはネコやヒトと一緒にいるのが好きなのでちょっと寂しい。
こんなハナさんだけど、最近は一緒に真夜中の運動会を全力でしてくれたりするやさしいところもある。
(運動会は昼間やろうね。下のヒトに怒られちゃうよ。と、ここのヒトがよく言うんだけど
何のことだかインターンのわたしにはさっぱり理解できない。)

第3回につづく 

profile_pika
ピカ子さんはすてきな里親さんが決まりました。今までピカ子の話を読んでくれてありがとうございました。

#猫 #Pika

0 Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です